僕が、2年間働いていた職場。ここで僕は、毎日のように怒られていました。ここの職場に入って2,3カ月で唯一話しが出来る先輩が、職場から去って行っていしまいました。
あと一人、職場にいたのですが、年が離れていて教える事が大嫌いな人がいただけです。仕事のわからないことを教えてもらうのは社長しかいないのですが、社長も忙しくて、イライラしていることが多かったのです。
初めてする仕事でも遅いと言って怒られます。遅いと言われないように急ぐと今度は、失敗して怒られます。そして初めてする仕事でも、わからないと、怒られます。
そこで僕が、この2年間で収穫したことの1つを紹介したいと思います。
その前にこんなブラックな職場は辞めちまった方がいい。けど学ぶことはありました。心が折れる前に辞めましょう。
目次
余裕がなく考える事が出来なかった

社長に仕事を教えてもらっているときのことです。この社長は凄く早口なんです。あまりの早口に言葉を理解しようとしている次から次に言葉を発せられます。怒られるし早口だしで僕の頭はパニックになることが日常でした。
話はそれますが、仕事よりこの早口を聞きとれるように僕は、速聴のオーディオブックを買って早口対策をしたほどです。この早口も次第に慣れて聞きとれるようになりましたが・・・。
初めてする仕事ばかりでしたから、説明されてもイメージがわいてきません。考えていると社長から「何、悩んでんのっ」って言われるのでたまりません。とにかく時間にうるさかったので、考える余裕がありませんでした。
わからないことをわからないと言うと怒られる
打ち合わせをしている時も、早口でした。打ち合わせの内容がイメージ出来なくて、必死に話しを追いかけてるとき、社長に「わかってんのか」と言われました。僕は即答で「わかりません」と言ってしまいました。
これアウト!
社長の逆鱗に触れてしまいそこから説教の始まりです。僕としては分からないことを正直に言っただけと思っていたのですが、そのままの言ってはいけなかったのです。
わからないと言えずわからないまま仕事をしてしまうようになった

仕事を理解していないのに、僕はそれを言えずにいました。何となくで進めていたので自信もありません。その状態で仕事をすると100%失敗します。もう本当にこの時期は仕事をしたくなかったです。仕事をするのがこわかったのです。
このときの僕の精神状態はというと、自分を責めてばかりいました。職場に話ができる人もいないので自分と会話するばかりでした。
この状態のときに、自分にしか気持ちが向かなくなるといいことはありません。
僕は自己嫌悪に陥りました。
僕は仕事をすれば失敗するという負のスパイラルに、はまり込んでしまいました。
わからないときは自分なりの考えを持っている風にして質問する
なんでミスするか分かってはいました。仕事がわからず、行きあたりばったりで仕事をしていたからです。今の僕なら、ある程度開き直ってしまうのですが、当時は深刻に受け止めてしまっていました。
わからないから聞かなければならない。けど説教をされるのは嫌だ。(今なら聞き流す)そんなことを考えながら仕事をしている時、社長が現われました。そしていつもの「何、悩んでんのっ」です。
とっさに僕は適当なことを言って、さも考えてるかのように、「こういうやり方をしようとおもっているのですが、このまま進めてもいいでしょうか?」と質問していました。
当然わかってなかったので、僕が質問したやり方は違っていました。しかし説教はなく、代わりに正しいやり方を教えてもらえました。
社長が意外な反応を示したのです。このときの社長は冷静を保っていました。
ピンっときて、もしかして、これ使えるかも!
もっと早く気付けよって話なんですが、ぼくは理解が遅いもで・・・。
それからわからないときは、「こういうようなことですか?」、「ここはこうしたらいいのでしょうか?」、「ここのこの部分はどうなっているのですか?」という感じで質問するようにしました。
そうすると面倒そうにするのですが、長い説教はされなくなりました。
まとめ
具体的にどこがわからないかを質問する事が大事です。僕の場合、うちに入りすぎて、何がわからないのかもわからず、というよりは思考停止状態になり、考えているようで考えていない。または失敗するんじゃないかということに目が行っていました。
わからないときに大事なことは
- 具体的なことを聞く
- わからないとだけ言わない
- 何がわからないのかを考える
- 自分の考えを言ってみる(間違ってもいい)
これで大抵は教えてくれます。無駄に怒られる必要はありません。
なのでわからないときはこの手で行きましょう。
コメントを残す