大切な人がいるという事は、幸せなことですね。
しかし居ることが当たり前に感じて、有難いことを感じにくくなってしまったりするのですが。
当たり前のことですが、永遠にその人がいるという事はありません。
別れは絶対に来るのです。
それは、必ず死というものが訪れるからです。
全ての命あるものには訪れる。
その別れの時もっとできる事があったんじゃないかと、自分に問いかけることは少しはあると思います。
例えば、疎遠になっていて会うことがなくなり、二度と会うことが出来なくなったり。
そういう自問をすると、会える時に会っていたらよかったと思うかもしれません。
このもっとできる事があったかも知れないと思う気持ちは、涙が出るほど悲しかったりします。
しかし、そう思えるという事は本当は幸せなことだと僕は思います。
それほど大切な人がいて、その人との繋がりを感じているからです。
その人との思い出が蘇ります。
その人が居ないという事実に涙があふれることもあるでしょう。
僕もそうです。もう会えなくなる、もう会えないとなってから大切なことは何かという事を
かんがえるのです。
本当にもっと早く考えていればよかったと思う気持ちはあります。
でも僕はその人が生きていたという事実と、自分の中にその人がいなくなることは
ないのです。
そして僕はその人に強いつながりを感じます。
その人が言っていた言葉、その人の日常、そして人生を生きてきたという事。
その人のことを考えると自分の胸に熱く響くものがあります。
その熱い思いは、僕の生きる力になります。
悲しみが力になります。
だから会えなくて、悲しい気持ちになっても、もう一度思い出してください。
言葉を。
姿を。
そして生きていたという事。
大切な人は必ず力になります。
自分の心のなかに、大切な人が生きていたという事実があるから。
大切な人がいるという事は、
幸せなことだという事を、どうか忘れないでください。
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