先日の事だ。
仕事の合間にみんなで休憩をしていた時モヤっとした事があった。それは何かと言うとある人の話をしている時だった。その人を仮にAさんとする。
その話の内容はというと、
Aさんの仕事の評価に関する話だ。
そもそもなぜAさんの話になったかというと、Aさんに仕事を任せる事になった事から話が始まったのだ。
もともと他の人がする予定の仕事だったのだが、その人が忙しくて手が回らなくなり、Aさんに役目が回って来たのだった。
そしてAさんに仕事を任せるのが、不安だとか、ちゃんとしてくれるのかとかを話していたのだった。
その場には僕を含めて6人いた。その中でAさんの事を知っているのは5人だ。そしてその中でAさんの仕事の仕方を知っているのは3人だった。僕はその中の3人の中に入っていた。Aさんとは仕事をよくするので、僕は特に仕事の仕方を知っている事になる。
しかし1人だけは、Aさんの事をほとんど知らず、噂だけでしか知らない人がいた。そいつががAさんをいじっている事に内心ざわついた。
僕たちは何らかの影響をAさんから受けている。
それは仕事の失敗だとか、意見の衝突、考え方違いなどいろいろある。
しかしそいつは、Aさんと仕事をした事もなければ、そもそもAさんの事自体ほとんど知らないのだ。
そいつが、人から聞いただけの事を言って、さも自分はちゃんとしてますよと言わんばかりの事を言っていた。
僕の性格上、その輪の中にはほとんど入ってはいなかったのだけど(なぜなら軽いコミュ障だから)話は聞こえてくる。
そこで行われた会話は、結局人を落として、自分をあげるという事につきていた。Aさんはこういうところがある、そんなところがあると否定して, そこを気づく自分たちは仕事ができるという感じだ。
しかし実際に任されたのはAさんで、Aさんがこの仕事をこなせるという判断のもとに決定された事なのだ。
しかもこの6人の中でその仕事をやれるのは、最初に任されていた人だけだった。
僕を含めて、6人中5人はその仕事こなすのは難しい事だったのだ。
だけど人は平気で自分を棚に上げて、人を非難する。その場の話題にするのだ。
そして、何も知らないやつがその輪に入るべく自分の知り合いの話しを始めたのだった。
自分の知り合いにできる人がいるけど、今忙しいからとかをなんとか言っていた。「あの人だったら、なんでもできるからいんですけどね」とかを言ってやがったのだ。
そしてそいつが僕に話題をふってきた。
「次郎さんがその仕事したらいいんじゃ」
そう言われ
内心何言ってんだこいつと思った。
ちゃんと頭の中で考えて言っているのか疑いたくなるほどだった。
「そういう事はxxxさんがいう事はじゃないから」
僕は返した。
しかしその言葉は流され、再びAさんの話題へと戻っていった。
僕は休憩が終わり、仕事に戻ったがさっきの休憩の時を引きずっていた。
モヤっとした感情がずっとあった。その場の話題としての話であって、それをこんな風に聞いている自分はよっぽど堅いのかとも思った。
そんな時に目に止まったのが、芸人の西野亮廣さんの「何を言ったかではなく、誰が言ったか」だった。
信頼関係があるから言っていい事で、信頼関係もないのに同じ事を言ってもダメだという事を言われていた。
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その時、僕はモヤっとした気持ちがとけていくのがわかった。
なぜ僕がモヤっとしていたのかがわかったのだ。
最初に言っておくが、僕はAさんに対して不満がある時は、直接いうようにしている。
なのでいう時は言葉を選ぶ。
で今回この中で一番Aさんと関わりがあるのは、僕なのだ。
モヤっとしたのはこの話の中心になっているのは、仕事で関わりがない3人が主に話を盛り上げていた事だ。
この中のほとんどがただ面白がって話しているだけだった。
Aさんを知らないそいつは、ただその場の空気に合わせて、話しているだけなのだ。
気を付けないとその場の空気に流されてしまうことはある。
自分の考えや思いをしっかり持っておかないと僕も時にそいつと同じように空気に流されてしまうので、何が自分の感情を刺激したかを記しておこうと思う。
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