よくアクアリウムは水換えが大事だと思われていますが、ろ過が機能しているかが、本当に大切なことです。それによって水換えの頻度が変わります。
ろ過がしっかり機能していないのに、水換えばかりしていたら、水槽にいる生き物に負担がかかります。人間も住む環境がころころ変わるとストレスが溜まりますよね。
ろ過が機能していると、水換えをしても水質が安定します。以前の私は水換えをすればいいと思っていました。しかし水換えをした次の日に、ヤマトヌマエビが死んだり。
オトシンクルスもきれいな水を好むので水換えをしていたのですが、2週間くらいすると餌を食べなくなり、痩せて弱り死んで行きました。
私は何度かオトシンクルスを飼いましたが、決まって同じ症状で死んでいきます。それからはヤマトヌマエビとオトシンクルスは飼わなくなりました。そこで私はろ過機能について見直すことにしました。
目次
フィルターをジェクスのグランデカスタムに変えて水が光りだした。
私はこのグランデカスタムに変えてアクアリウムが楽しくなりました。
それまで私はエーハイムのクラシックフィルター2211を使っていました。私はアクアリウムを始めた時、30センチのキューブ水槽だったのですが、魚が多くなったので、60センチ水槽に変えました。
60センチの水槽だとエーハイムの2211ではろ過が弱いと思い、新たに水作エイトコアMを買い、二つのフィルターで水槽を回していたのです。最初に買ったエーハイムの2211を、せっかくだから使っていきたい。そんなセコい考えが間違いでした。
そこで私は、ろ材がたくさん入るという理由でジェックスのグランデカスタムを選びました。さっそく開けて見たら、本当にろ過槽が大きい!
今まで使っていたエーハイム2211のろ材の量では、ろ過槽が満たされない感じです。なので新たにろ材を追加。さすがに60センチ用とあって、モーターのパワーもばっちりです。
このフィルターに変えて水槽の水が明らかに変わりました。アクアリウムをやっていると水の調子が見た目で分かります。透明度が増し、水が光っている感じになりました。
水の音がうるさくなったら~必殺解消法

↑↑↑これだとうるさい(レイシーたて型ポンプ)

↑↑↑排水口に100均で買った園芸用のネットを適当な大きさにカットして差し込むと音が静かになる。(レイシーたて型ポンプ)
しかし吸水力が増したことにより、水が出る所からの音が激しくなります。また上部フィルターは、上から水槽内に水が落ちるので、その音もうるさい。渓流にいるのか錯覚します。しかしです、解消法はあります。
まず水が出る所には、炊事場などで使うネット(残飯などを捨てる)を適当な大きさにカットします。それを輪ゴムで、水が出る所のパイプにくくりつければ、水がネットに沿うように流れていくので、音が解消されます。

↑↑↑適当にストローをぶっさす!
水が落ちる音はパイプのところにストローを2,3本差し込むと、音が静かになります。ストローを差し込むとなぜ音が消えるのかは、わかりません。わかれないけど音が静かになればいいのです!これで完璧と思ったのですが・・・・・・
グランデカスタムはその名の通り、カスタムできる
ろ過の容量を増やしたことで調子がよくなった水槽を見て私は、さらにろ過のパワーアップを考えました。
欲張りヤローこと私が注目したのは、ジェックス・ウェット&ドライろ過槽です。これをグランデカスタムに重ねることで、グランデカスタムがウェットの部分になり、上に乗せたほうがドライになります。
ドライのろ過能力は、ウェットのろ過能力に比べて何倍も強力です。それは水没している部分より酸素に触れる面積が圧倒的だからです。
バクテリアは酸素を好みます。酸素が多いとバクテリアが増え活発になるからです。私は2つ購入して全部で3段式にしました。
ろ過槽が高くなり吸水量が落ちた?
しかしここで少し気になることが出てきました。それはろ過槽を3段にしたことで、吸水量が落ちたことです。
高くなったフィルターで正規の揚程量が落ちたのだと考えられます。それでも十分に水を吸水してくれているので良しとしました。
半年後にフィルターのパワーが弱くなり、レイシーたて型ポンプP-112Sを導入

3段式ろ過槽にして、水槽の調子は本当によくなりました。しかし半年くらい経ってきた頃、吸水量が明らかに落ちてきたのです。
ジェクスのフィルターは耐久性がない事が、世間一般で言われています。私のジェックスのフィルターも例外ではありませんでした。さらに2カ月程で水の透明度が落ちてきました。
再度モーターだけを交換しようか検討したのですが、私はレイシーのたて型ポンプに変えることを決断しました。
この決断まで2カ月かかりました。購入価格は1万円位と高いので迷いました。迷い疲れました。しかし10年くらいはもつというレビューを、自分に言い聞かせて買うことにしました。
レイシーたて型ポンプの威力
またまた買って正解!このポンプ散水口からあふれんばかりに水を吸い上げます。このポンプは使うのに少し工夫が要ります。
私はジェックス・ウェット&ドライろ過槽に付属でついていたパイプを使い、ホームセンターに行き配管をつなげます。(もしホームセンターに行くときは、付属のパイプを持って行って配管と合うか確かめることをおススメします)
それで散水するところはバッチリです。次に私は吸水口にテトラP-1フィルター♯77810を使用。これで完璧と思いきや、付属のパイプと配管から水がチロチロと漏れてきました。
いったんスイッチを切り、配管用の接着剤で再度接続。しっかり固まったのを確認して、スイッチオン。こういうわけです(?)
効果はすぐ現れました。水の透明度が増して、コリドラスたちが(2匹)気持ち良さそうに、水流に向かって泳いで遊んでいました。(ほんとに遊んでいるかはわかりません)
我慢していたヤマトヌマエビとオトシンクルスを飼う

↑↑↑水草をツマツマしているヤマトヌマエビ

↑↑↑石の上で佇むオトシンクルス
調子が良くなった水槽をみて私は思いました。これならヤマトヌマエビもオトシンクルスも飼育できるのではと。何といっても、このろ過槽のスペック!大丈夫でしょう。
私はヤマトヌマエビとオトシンクルスを買ってきて、ドキドキしながら水槽に入れました。う~んいい感じ。(何が)
その後、さらヤマトヌマエビを入れて計6匹、今も元気です。オトシンクルスも元気に育ち、ぽっこりお腹のおデブちゃんになりました。イエス!
まとめ
改めて思うことは、やっぱりアクアリウムはろ過能力にかぎるなと。突然発生した藍藻(くっさい緑色の菌)。それを駆除するため1週間に1度、水槽の水半分を換えること2~3カ月。
水槽の中の魚たちは元気。
ろ過は水槽に合ったフィルターを使うことが基本です。吸水量は多いほうがいいでしょう。なぜなら水中のゴミを吸い取ってくれるからです。そしてろ過槽が大きいと、物理ろ過と生物ろ過とにしっかり分けてろ過ができます。
ろ過がしっかりしていることで、水槽内の環境が整います。それによって水槽内の魚の数も増やすことができました。いろんな種類の生き物がいてにぎやか水槽になりました。
PS ろ過槽紹介

↑↑↑1段目と2段目のろ過槽

↑↑↑3段目の一番大きなろ過槽(ウェットの部分)
まず1番上の段は、上部フィルター用の交換マットを4枚敷いています。これで物理ろ過をしっかりします。汚れたら洗浄または交換します。
2段目はリングろ材やボールろ材を敷き、その上にハードマットを2枚敷いています。2段目は半年に一回掃除をします。
3段目はウェットの部分でろ過槽いっぱいに、リングろ材、ボールろ材、抗菌していないスポンジを入れています。これも半年に一回のメンテナンスです。
以上!
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